コンビニバーコード(コンビニ収納バーコード・標準料金代理収納バーコード)は3段又は4段のJANコードを振込伝票に印刷する方式でした。しかしコンビニでの料金代理収納時、4つのバーコードを読みとる場合の迅速な操作性やバーコード表示スペースの削減などを目的に平成14年7月よりバーコード体系をJANコードからGS1-128 [旧名称:UCC/EAN128]にし、3段及び4段の情報を1段にする事への切り替えがスタートしました。
GS1-128 [UCC/EAN128]はコンビニの60mmのスキャナーに納まるバーコードの長さにし、かついずれのスキャナーでも読めるGS1-128 [UCC/EAN128]バーコードは非常に高精度な印刷が要求されます。これはプリンター方式や、紙質、バーコード作成ソフト全てに於いて厳しいハードルです。
コンビニエンスストアなどのPOSシステムによって処理される料金代理収納のために利用されています。
1987年に財団法人流通システム開発センター(現GS1 Japan 一般財団法人流通システム開発センター)がJANシンボルによるコード体系を制定し、同年10月、(株)セブン-イレブン・ジャパンと東京電力(株)との間で実施したのが始まりです。
現在はGS1-128シンボルに統一され、公共料金、通信販売、授業料等の支払いに広く利用されています。
「GS1-128シンボルによる標準料金代理収納ガイドライン」により、GS1-128[UCC/EAN128]を1段表示することで統一されています。
バーコードの内容は44桁固定長とし、各項目は以下の通りとなります。
コード体系 | |||
---|---|---|---|
表示順 | 項目 | 内容 | 桁数 |
1 | 91 | アプリケーション識別子(AI) コンビニ料金代理収納バーコードでは「91」を使用 |
2 |
2 | MMMMMM | 請求書発行企業コード (7桁GS1事業者コードの1桁目「4」を除く6桁) |
6 |
3 | E…E(21桁) | 自由使用欄 21桁未満の場合は「0」を追加して21桁とする |
21 |
4 | S | 再発行区分 「0」:初回発行、「1」:1回目の再発行 |
1 |
5 | YYMMDD | 支払期限日(西暦下2桁+月+日) 支払期限日を設けない場合は「999999」 |
6 |
6 | F | 印紙フラグ 「0」:貼らない、「1」:貼る |
1 |
7 | PPPPPP | 支払金額(円単位) | 6 |
8 | T | チェックデジット 誤読を防ぐため1〜43桁の数値に対してモジュラス10の計算方式で算出 |
1 |
バーコードの内容が目視でわかるようにバーコードの下に内容を表示します。
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Adobe Illustratorでコンビニ料金代理収納バーコード GS1-128を作成します。
バーコードはアウトラインで作成し、目視文字も表示可能です。
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バーコードはアウトラインで作成し、目視文字も表示可能です。
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